HAWAII GUIDE & MANNERS

ハワイの常識?非常識?

私の35年に渡るアメリカ生活の中で見てきたこと、実際に経験したこと、アメリカ人やハワイの友人たちから見聞きしたマナーなどをまとめています。

「郷に入らば郷に従え」と言いますが、旅行先の習慣や自然を少し知っているだけで、ハワイはもっと気持ちよく楽しめます。

時代とともに変わったルールや習慣は、現在の情報に合わせて随時修正しています。

2026年8月 更新

気になる項目からどうぞ

💵 チップ🚭 タバコ・電子タバコ🍷 お酒🌊 クラゲ🌴 ハワイでは急がずに💬 Please と Excuse me🤝 レディーファースト? 今は「お互いに」🚪 ドア🍽️ レストランでの食事🩴 サンダル👨‍👩‍👧 子供連れ👂 日本語が英語に聞こえる?🐢 ウミガメ(ホヌ)🪨 砂・サンゴ・石は持ち帰らない🗿 ヘイアウ・文化的な場所
💵

チップ

日本にはまだ馴染みの薄い習慣なので、ハワイ旅行で悩む方も多いと思います。チップは「サービスへのお礼」と考えると分かりやすいです。

1、荷物・・・ホテルのポーターやタクシー、シャトルなどで荷物を運んでもらった場合は、荷物1個につき$1~2程度を目安に。

2、レストラン・・・基本は料金の20%を目安にしています。伝票に「Gratuity」「Service Charge」などがすでに加算されている場合は、二重に払わないよう確認してください。

サービスに問題があった場合、黙ってチップを大きく減らすより、まずウェイター本人やマネージャーに事情を伝えた方が話が早いです。料理そのものへの不満と、接客サービスへの不満は分けて考えましょう。

とても良いサービスだった場合は20%より多く渡してももちろん構いません。

ファストフードやセルフサービスのお店では基本的に必須ではありません。カウンターにチップ端末やチップジャーがあっても、サービス内容に応じて自分で判断すれば大丈夫です。

3、ピロー・チップ(枕銭)・・・一人1日$2を目安にしています。毎日部屋を整えてくれるハウスキーパーへのお礼です。

テーブルの上などではチップと分からない場合があるので、「Housekeeping / Thank you」など一言添えておくと確実です。特別に手間をかけてもらった場合や高級ホテルでは、少し多めにしてもよいでしょう。

4、ツアー・・・アメリカではツアーガイドへのチップも一般的な習慣で、ガイドにとってチップは収入の大きな一部になっています。

ワンデーツアーの場合、現在のチップの相場はツアー料金の8~10%程度が目安です。

ダイアモンドヘッドクラブのツアーでも、現在はチップをお受けしています。ツアーを楽しんでいただけましたら、サービスへのお礼としてガイドへ直接お渡しください。

他社のオプショナルツアーについては会社ごとに扱いが違います。「チップ込み」と明記されている場合もありますので、予約内容を確認してください。

5、その他・・・ルームサービス、バレー・パーキングなど、個別にサービスを受けた場合は内容に応じてチップを渡す習慣があります。

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🚭

タバコ・電子タバコ

ハワイでは公共の場所での喫煙規制がかなり厳しくなっています。紙巻きタバコだけでなく、電子タバコ(VAPE)も原則として同じ扱いです。

公共施設や職場、レストラン、バーなどの屋内・半屋内では禁煙です。また、禁煙となっている建物の入口・出口・開閉できる窓・換気口などから20フィート(約6メートル)以内も原則禁煙です。

オアフ島では公共の公園・レクリエーション施設やバス停なども禁煙です。ビーチについても各郡の条例で禁煙区域が広がっています。

ホテルは施設ごとのルールがあります。ラナイを含め全面禁煙のホテルも多いので、予約時またはチェックイン時に確認してください。

吸殻のポイ捨てはもちろんNG。喫煙できる場所でも周囲への配慮を忘れずに。

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🍷

お酒

ハワイ州で飲酒・酒類購入ができるのは21歳以上です。日本で飲酒できる20歳の方でも、ハワイでは飲むことができません。

レストランやバー、スーパーなどで酒類を注文・購入すると、年齢に関係なく写真付きIDの提示を求められることがあります。

旅行者の場合はパスポートが最も確実です。コピーやスマホの写真では受け付けてもらえない店もあるので、必要な場面では原本を用意してください。

路上やビーチなど公共の場所での飲酒には制限があります。ホテルやレストランなど、認められた場所で楽しみましょう。

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🌊

クラゲ

ハワイでは一年を通して海に入れますが、海況とともにクラゲにも注意が必要です。

オアフ島南岸ではボックス・ジェリーフィッシュが周期的に岸へ寄ることがあり、一般に満月から8~10日ほど後が出現しやすい時期として知られています。

ただし、予想日はあくまで目安です。クラゲは一年中どの日にも現れる可能性があります。

海に入る前に、ワイキキ水族館の「Box Jellyfish Calendar」と、当日のビーチの警告表示を確認してください。できればライフガードのいるビーチで、海況を聞いてから入るのが安心です。

Waikīkī Aquarium / Box Jellyfish Calendar

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🌴

ハワイでは急がずに

リゾートでは、急いで走り回るより周囲を見ながらゆっくり動く方が安全です。ホテルのロビー、ショッピングセンター、歩道など、人が多い場所では特に気を付けましょう。

もちろんジョギングや運動として走るのは別の話です。横断歩道でも無理に駆け込まず、信号と車の動きを確認してください。

せっかくのハワイです。時間に追われず、少しゆっくりしたペースで楽しむのもハワイらしさの一つです。

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💬

Please と Excuse me

英語が流暢でなくても、「Please」「Thank you」「Excuse me」の三つが自然に出てくるだけで、コミュニケーションはかなり変わります。

人に何かをお願いする時は「Please」、人の前を横切ったり、ぶつかりそうになった時、声をかけたい時は「Excuse me」。そして何かしてもらったら「Thank you」。

片言の英語でも、この基本的な一言があるだけで十分気持ちは伝わります。

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🤝

レディーファースト? 今は「お互いに」

昔は「レディーファースト」がアメリカの代表的なマナーとしてよく紹介されましたが、今は性別より相手への気遣いと考えた方が自然です。

ドアを開けたら次の人のために少し押さえる。エレベーターでは降りる人を先にする。高齢の方や小さな子供連れ、荷物の多い人には譲る。こうした小さな気遣いは今でもとても大切です。

誰が先かを堅苦しく考える必要はありません。相手を見て自然に譲り合えば十分です。

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🚪

ドア

アメリカで今もよく見かける習慣の一つが、後ろの人のためにドアを押さえておくことです。

自分がドアを開けたら後ろを軽く確認し、すぐ後ろに人がいればドアが閉まらないよう少し支えます。

押さえてもらったら「Thank you」。自分が次の人のために押さえる。ちょっとしたことですが、とても自然なマナーです。

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🍽️

レストランでの食事

食事のマナーは店の雰囲気によって違います。ラーメンや蕎麦のように文化的に音を立てて食べる料理もありますが、落ち着いたレストランでは大きな食事音や食器を必要以上に鳴らすのは避けた方が無難です。

また、スタッフを大声で呼びつけるより、目が合った時に軽く手を上げるなどして知らせる方が自然です。

難しく考える必要はなく、その店の雰囲気と周りのお客さんを少し見れば大体分かります。

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🩴

サンダル

ハワイではビーチサンダル(ローカルでは「slippers」と呼ぶことが多いです)が日常着ですが、慣れないサンダルで転ぶ旅行者も少なくありません。

サイズの合ったものを選び、階段や濡れた床では特に注意してください。

レストランによっては服装規定があるので、高級店へ行く場合は事前にドレスコードを確認しましょう。

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👨‍👩‍👧

子供連れ

子供連れの旅行では、公共の場所で周囲への配慮と安全管理が大切なのは日本でもハワイでも同じです。

ホテルやレストランで子供が走り回ると、本人だけでなく他のお客さんやスタッフにも危険があります。

また、小さな子供だけをホテルの部屋や車内などに残すのは安全上大きな問題になります。短時間でも「大丈夫だろう」と考えず、大人が一緒にいるようにしてください。

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👂

日本語が英語に聞こえる?

昔から「日本語の『あ、そう』が英語の別の言葉に聞こえる」という話がありますが、普通の会話でそこまで神経質になる必要はありません。

言葉は前後の文脈で理解されるので、日本語同士で話しているのを聞いて誤解されることはまずありません。

むしろ、相手に英語で話しかける時に「Please」「Thank you」「Excuse me」を自然に使えることの方が大切です。

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🐢

ウミガメ(ホヌ)

ハワイではウミガメ(ホヌ)をビーチや海の中で見かけることがあります。岸に上がっているホヌは、休息や体温調節などのために上陸しているので、邪魔をせず静かに見守ってください。

NOAA(米国海洋大気庁)は、ハワイでは陸上・水中ともに最低10フィート(約3メートル)離れて観察することを推奨しています。

この10フィートは「そこを越えたら自動的に罰金」という境界線ではなく、動物を邪魔しないための推奨距離です。ただし、触る、追いかける、餌を与えるなど、野生動物を妨害する行為はしてはいけません。

カメの方から近づいてきた場合でも、追いかけたり触ったりせず、進路を空けて離れましょう。

NOAA / Viewing Marine Wildlife in Hawaiʻi

ハワイアン・モンクシール(アザラシ)

ビーチでハワイアン・モンクシールを見かけることもあります。モンクシールも保護されている野生動物ですので、休んでいるところを邪魔せず、静かに見守ってください。

NOAAは、通常のモンクシールからは陸上・水中ともに最低50フィート(約15メートル)離れて観察することを推奨しています。

特に母親と子供(母子)が一緒にいる場合は、最低150フィート(約45メートル)離れてください。母親は子供を守るため非常に敏感になっています。

ロープや標識が設置されている場合は、その外側から観察してください。触る、追いかける、餌を与えることはもちろん禁止です。モンクシールの方から近づいてきた場合も、こちらから触らず、ゆっくり距離を取ってください。

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🪨

砂・サンゴ・石は持ち帰らない

ハワイの自然を記念に持ち帰りたくなる気持ちは分かりますが、基本は「その場所にあるものは、その場所に残す」と考えるのが一番です。

ハワイ州では砂、死んだサンゴ、サンゴ片(coral rubble)の採取は州全体で禁止されています。また、生きたサンゴを取る・壊す・傷つけることや、海中の live rock を取ることも禁止されています。

石については場所ごとに規則が異なります。国立公園、州立公園、史跡、ヘイアウなどでは自然物や文化財を動かしたり持ち帰ったりしないでください。

「ハワイの石を持ち帰るとペレの祟りがある」という話は有名ですが、これは法律とは別の言い伝えです。祟りを信じるかどうかに関係なく、自然と文化への敬意として現地に残しておきましょう。

Hawaiʻi DLNR / Coral and Live Rock Rules

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🗿

ヘイアウ・文化的な場所

ヘイアウは古代ハワイの宗教・生活・政治に関わる大切な場所で、現在もハワイアンにとって文化的・精神的に重要な場所があります。

観光地になっている場所でも、石垣や祭壇に登る、石を動かす、物を持ち帰るといった行為は避けてください。立入禁止や案内表示があれば必ず従いましょう。

「パワースポット」とだけ考えるのではなく、その場所が何のために使われていたのかを少し知ってから訪れると、見え方も変わります。

花やレイ、食べ物などを勝手に供えるのも、場所によっては適切ではありません。何も残さず、静かに敬意を払って訪れるのが一番です。

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※ 法律・条例・自然保護のルールは変更される場合があります。現地の標識、ライフガード、施設スタッフ、州・連邦機関の最新案内を優先してください。

編集 Junny-K